2018年1月まで3ヶ月、メルカリを使ってみました | Webサービス | みどりのウェブ開発日記

2018年1月まで3ヶ月、メルカリを使ってみました

カテゴリ: Webサービス, レビュー

記事投稿日: 2018年3月11日



メルカリを「使おう」と思ったきっかけ

こんにちは。
マーケティング用語で「ラガード(遅滞者)」かも知れないと、最近気が付きました…。

ラガードは、
「流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。」
…慎重派ということですね。

メルカリが人気を誇ってNHKのニュースになってからも、私は使おうとしませんでした。
実際、あまり良いニュースを耳にしませんでしたし…。

2017年10月、休出と残業と度重なるストレスで体を壊した私は、少し長めの休暇をとりました。
その間、引っ越し、出産、育児などで整理できていなかった家の物を片付けたいなーと思って、ふとメルカリを使ってみようかと思った次第です。

これから登録する人へ。招待コードはこちら

このサイトからの招待コードは「 TNSAAV 」です。
新規登録時に、「招待くじ」が1回、引けます。
A賞が10,000円分、B賞1,000円分、C賞300円分、D賞100円分、E賞50円分のポイントが当たります。

ちなみに、2017年末までは、300ポイントを必ず頂けたのですが…。特典が「くじ」になった理由は、後述します。

5分で売れて、たまげました

最初に出品したのは、少し古くなった技術本でした。
出品完了、から5分で売れて腰を抜かしそうになりました。

2018年2月から、3分クッキングに見立てたメルカリのCMが放送されましたが、あれ、誇張ではありません。そのまんまです。

その後も、自分の古着、子供服、雑誌の付録、ベビーチェア、キーホルダーにゲームソフトと、飛ぶように売れていきます。

「物を大事に」という性格だったので、好きでもない雑誌の付録をとっておいたのですが、これが売れるとは…。

そして、2017年末までは、「売上金」で、そのまま、メルカリに出品されている商品を購入することができました。
※現在は、ポイントでしか、購入できなくなっています。

売上金でエンジニアが買ったもの

体を壊したエンジニアが、メルカリの売上金で何を買ったかと言いますと。
「マッサージ器具」。
まあ、当然の選択かと思います。

まず、マッサージクッション。こんな良いものがあるとは知りませんでした。

型落ちしたものですが、送料込みで2,000円くらいで買えました。

もう手放せません! 大好きです、ルルドマッサージクッション。

デスクワークで、背中が悲鳴をあげており、後ろで手を組むこともできませんでした。
が、このクッションを1ヶ月使い続けたら、治りました!
本当に嬉しかったです。

次に、Panasonic の目元エステ!

目を酷使するので、前から欲しかったのです。
こちらも、現行品だと9,000円近くしますが、送料込み2,300円。安い!
ブルブルと振動で目元マッサージ付きで、癒やされました。
もうこの段階で、メルカリ、ありがとう! と心の中で叫んでいました。パナソニックもありがとう!

不用品を売ったお金で、すぐ商品が買える!

素晴らしい仕組みだと思いました。

さらに購入は続きます。
オムロンのマッサジャー。

エレコムの低反発マウスパッド。

これらがみんな、不用品を売ったお金でそろいました。

メルカリの良いところ。悪いところ。

私はウェブプログラマで、今までPHPを使って、顧客管理や、予約管理システムを作ってきました。
EC-CUBEで、ECサイトをカスタマイズして構築したこともあります。

メルカリの「分かりやすさ」には、とにかく驚きました。
ヤフオクや、アマゾンのマーケットプレイスをその黎明期から使っていますが、これほど簡単な決済と配送システムはありませんでした。
とにかく、入金のスピードが早く、スマホだけで出品でき、売れたら即入金されます。
配送は、匿名配送なら、宛名を書く必要もなく、ファミリーマートに持っていけば、店員さんといっしょに伝票を貼るだけ。
また、手数料も明確で、中学生のレベルでも、コストをが明らかで、失敗する要因が最小限になっています。

また、人気のあるアプリだけあって、参加者の数が尋常ではありません。
目に止まれば、出品して5分、10分で売れていきます。
すごい…「ショッピングモール」だなあと感心しました。

しかし、自分が「出品」する側に回ってみると、ヤフオクやアマゾン・マーケットプレイスとは明らかに「客層」が違う、と感じました。
まず、「値下げ」交渉がほぼ当たり前。「値下げは考えていません」と書いていないと、次から次にコメントに書かれます。

また、PCでじっくり吟味する人たちと違って、スマホしか持っていない人が多いため、「短文」でやりとりしてくる人が多いのもデメリットのように感じられました。
アプリで、シンプルな構成になっている分、「気軽に」取り組んでしまっている人が多いのでしょうが、トラブルの元になりかねない要素かも、と思います。

これからもメルカリは使うけど…

メルカリは、質問ボックスにも書いてありましたが、売れる時、売れない時の「波」があります。
多分ですが、2~3月などは、年度末のせいか、ばったりと売れなくなりました。
反対に、年末年始はよく売れました…。
扱っている商品にもよるでしょうが、売れない時は、ヤフオクやアマゾンで試してみるのも良いと思います。

売上金で買えていたのに…改変がつくづく残念

前述したマッサージ機ですが、私は「一円も」出さず、「売上金」だけで手にすることが出来ました。
もちろん、現金がほしければ、ちゃんと銀行に振り込んでもらうことができます。

しかし、「売上金」だけでモノを購入することができるということは、一部の人にとって、面白くなかったようです。
つまり、お金の「手数料」を欲しがっている銀行、金融機関です。
明らかに、「商取引」が行われているのに、メルカリの中で完結してしまっていて、そのおこぼれに預かれないのが相当ストレスだったのでしょう。

とうとう、銀行から「チャージ」しないことには、製品を購入することができなくなりました。
また、「招待コード」を使えばて、300円分のポイントが必ずもらえていたのも、2017年まで…。

しかし、これは日本の経済全体には、デメリットだったと思います。
個人間での取引がせっかく活性化していたのに、せっかくのシステムを「使いにくく」する方向に持っていってしまったのですから…。
本当にもったいないことをしたと思います。
実際、メルカリでモノを買う意欲が、半減してしまいました。みなさんはいかがでしょうか?

金融機関への手数料は、まるでシステムを使うための「上納金」のようです。
社会全体から見ると、個人の財布の紐がせっかく緩みかけていたところに、つまらない横槍が入ったとものだと情けなくなりました。
日本ではFacebookやTwitter、はてはGoogleといった規模のサービスは生まれないなどと言われますが、「メルカリ」は世界に胸をはっていいものだと個人的には思っています。
できれば、また「売上金」で購入できるようにしてもらいたいものですが…。
メルカリ利用者で署名を集めたら、相当数集まりそうな気もしますが、どうなんでしょう。
とにかく、今後も長く続いてほしいと思います。








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