数千円で広角レンズ、魚眼レンズ、望遠レンズ、PL フィルタの撮影が楽しめる!? –スマホのカメラ事情: 2017年版

カテゴリ: レビュー, 周辺機器

記事投稿日: 2017年6月3日



それは、 F1.8 の高級コンデジとの別れから始まりました…

結婚して趣味の写真を5~6年、さぼっていました。
忙しかったのと、愛用していたオリンパスの C-5050 が、おそらく経年劣化、もしくは静電気によるショートで電源が入らなくなったのが原因です。

C-5050 は F1.8 という、明るいレンズを持った、高級コンパクト・デジタルカメラとして2002年に発売されました。
暗いところでもよく写り、人肌が自然に白くなるのでポートレートにも向いていました。
下手な一眼レフよりきれいな写真が撮れることがあり、重宝していたものです。
オプションの、専用の広角、望遠レンズ、各種フィルタも、こつこつと集めており、仕事でも大活躍していました。


▲ 上記は 「デジカメ Watch オールドデジカメの凱旋:オリンパスCAMEDIA C-5050 ZOOM(2002年)」の記事

大事にしていたそれらの機材も、本体が使えなくなったため、無用の長物と化しました。ショックでした…。

一眼レフならレンズは使いまわせるが、家族もちにはキツイ価格帯

ちょうど、明石市の某クリニックのサイトを作るため、数日後には写真撮影という時でした。
C-5050 の電源が入らないので、焦りました。
そんなわけで必要にかられて、一眼レフの「CANON E-PL2」を Amazon のお急ぎ便で購入しました。

一眼なら、たとえ本体が壊れても、レンズは口径さえ調整すれば、資産として使いまわせるという安堵感があったからです。

撮影は無事にすみましたが、いざ、広角や望遠レンズを物色すると…これが高い。
「良い物は高い」とはいえ、家族もちにはキツイ価格…(5~10万円)。

それに、私はプログラマが本業で、カメラは趣味のレベル。
現実に撮影の仕事がそれほどあるわけではありません。

「趣味」で広角の写真を楽しむことは、もう定年後にしか出来ないのか…。

あきらめかけた時、「仕事で使うのでなければ iPhone で充分」といった、写真に関する記事を見つけました。

『明るいレンズ』はもういらない!? 進化する、ソフトウェアの威力

iOS のアプリ「Instaflash Pro」は、600円という低価格ですが、写真の暗い部分を、超簡単に明るくすることができます。
これが、まるで、数万円、下手すると十数万円するようなレンズで撮ったような効果です。

反対に、明るすぎる箇所を暗くすることもできます。
つまり、不幸にも「逆光」でしかシャッターを切れなかったような写真でも、それなりに見られる写真に、簡単に仕上げられるということです。

「あ…(そんなに)明るいレンズはもういらないんだ…」とその時思いました。

ハードウェアとしてのレンズの価格は、技術革新がどれだけ進んでも、現在では価格帯はそれほど落ちることはありません。
ちょうど、車がどれだけ進化しても、相場が極端に崩れることはないのと似ています。

しかし、ソフトウェアの進化は、とどまるところを知らないようです。
このような現像技術は、「Photoshop Lightroom」くらいしかなかったものですが、現在では数百円のアプリで入手できるのです。

iPhone の可能性を調べて驚愕、そして再び趣味の世界へ!

iPhone ってやっぱりすごいと思ったのは、実はこの時が初めてかも知れません。

「アプリでこれだけすごいのだから、ひょっとしたら、広角レンズの需要もあるのでは…?」

探してみると、iPhone だけでなく、ワンタッチで、スマホやタブレットに取り付けられるレンズが出ているではありませんか。

商品の構成と価格を見てびっくりしました。

「広角、望遠、魚眼レンズの3点セットで…3,000円?」

一番上のクラスを見ると、広角レンズ一つで、それでも、3,000 ~ 4,000円くらいというレベルです。

私は、性能と価格のバランスを考え、次の商品を購入しました。

レンズは1本ですが、マクロと広角をかねそろえているものです。
散らばりにくいから、持ち運びに便利そうだとも思いました。

結果は、趣味の範囲でなら、及第点でした。
大好きな、広い写真を撮ることができました。


▲ 三木市の防災公園にて

正直に言って、四方が歪みます。が、これくらいは歪んでも、かえって、「広いねー!」という印象をもたれるくらい。

商用で使ったり、印刷物にするのでなければまったく問題ありません。
また、商用でも、この程度のゆがみならレタッチソフトで補正できそうです。

さらに、夢が広がりました。
調べると、反射をおさえてクリアな写真を撮るための フィルタレンズもありました。

さらに、さらに、夜景の時に活躍するフィルタも…。

これで、神戸の夜景がまた楽しく撮ることができます。

結論

技術が進化したおかげで、「スマホ」レベルでも、高画質で、バリエーションに富んだ写真を充分に撮ることができるようになっています。
ここ数年の進化で、一昔前のプロの機材が、ウェストポーチにおさまってしまうような有様です。

私のような趣味のレベルでは、一眼レフや、その高いレンズ、高価なソフトウェアをそろえる必要は、もはやどこにもありません。

特にウェブでは、500万画素以上はほとんど変わりません。
そのため、iPhone でも充分、撮影機材をそろえることができる、といえます。

ただ、「仕事」となるとちょっと悩みます。
大事な撮影にスマホを持ってくる人と、一眼レフをかまえる人…。
どうしたって、一眼レフの方を信用しますよね。

また、一眼レフの方は、レンズの口径が大きいので、細部がしっかり写りやすい、といえます。
そう考えると、決して一眼レフが悪いわけではない…。
ただ、レンズを買い足す必要はなくなったので、ジレンマからは開放されたということになりそうです。

まだスマホの「広角レンズ」を試していない方には、おすすめです。
集合写真で、誰かがはみだすこともなくなりますし、風景写真にはもってこい。
価格もリーズナブルです。

そして、「明るいレンズ」が欲しいという人、試しにスマホのアプリをインストールしてみては。
世界が変わるかも知れませんよ。








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