新しい言語を学ぶ時のオススメのロードマップ(Visual C# 2017を例に) | c# | みどりのウェブ開発日記

新しい言語を学ぶ時のオススメのロードマップ(Visual C# 2017を例に)

カテゴリ: c#, csharp, Webサービス

記事投稿日: 2018年5月5日



Visual C# Title

PHPer が C# をやることに

就職氷河期を乗り越えたみなさん、お元気ですか?

私はあの頃、何か技術を学ばないと死んでしまうと必死で悩んで、「PHP」を選択しました。
その後、「jQuery」も学び、この両者のおかげでご飯を食べてこれました。

PHPに首ったけだったわけですが、「同じウェブ系だろう」と Rails をやらされることも…。
2ヶ月で営業支援ツールを作りましたが、はっきりいって、辛かったです
Ruby も知らないのに、Rails というフレームワークをやらされたのですから。
ともあれ、その経験でフレームワークの強みを知り、CakePHP を学ぶきっかけになったのですから、禍福は糾える縄の如しです。

さて、ウェブ系で、PHPが得意、といくら言っていても、マネージャやリーダの采配がとっちらかることはよくあります。

2018年、いきなり C# のプロジェクトを引き継ぐことになりました。
何もわからず、とりあえずコードを見て、ネットでググること3日。
なかなか面白い…。文法さえ分かれば、これって CakePHP の Bake みたいなコード生成ツールも簡単に作れそう。

というわけで、意欲がわいてくれば、こっちのもの。

ウェブのフロント側(SASS等)を除けば、「コンパイル言語」をちゃんとやるのはこれが初めて。
C# という言語は、型とかクラスの概念をきっちり知るのには、格別難しくもなく、学習には良い言語です。
PHPとまるっきり別世界ということもなく、理論は応用できるものが多いです。
実際、C# は C++ と比べると易しいそうです。

そこで、今回進めている学習のロードマップがあるのですが、これって他の言語を学ぶときも使えそうなので記事にしてみます。

学習のロードマップ

まず、基本文法を学ぶために、「入門」から入ろうとググり、「paizaラーニング」へたどり着きました。

paizaラーニングのトップページ

1本あたり3分程度の動画を見つつ進めます。
見るだけでなく、自分で考えてコードを書き、採点してもらいます。
工夫しているなあと思った点が、RPGのノリでレベルアップしていくというシステムです。

paizaラーニングでのc#入門

ちなみに、paizaラーニングでの動画説明は、女性ボイスです。
これも入門者に配慮している、ということでしょうか。
※コードを実行する時に、「どっこいしょー」とか「そりゃー」と掛け声で気合を入れてくれます。

さて、入門が終わったら、次は基本文法を体系的に学習します。
同じく、動画で説明を受けられる「ドットインストール」へ行きます。

ドットインストールのトップ画面

こちらも1本あたり3分程度の動画で学べますが、paizaの「入門」に比べると、かなり体系的に学ぶことができるので、「学びもれ」することはなく、安心して取り組めます。
惜しいのは、コード採点機能がないこと。
ただ、開発環境を構築する講座もあるので、自分のPCに環境を構築すればコードの動作は確かめられます。

さて、ここまで、「入門」、「基本」とやってきました。
とっかかりや、概要を知る上で「入門」を受け、もっと詳しく知りたいとなってから、「基本」を体系的に学ぶ。
この流れは非常に理にかなっていて、意欲を高めることにもつながりました。

そして、入門と基本レベルであれば、現在はメジャーなものであれば、ネットサービスで学習することが出来ます

今回は paiza ラーニングと、ドットインストールを使いましたが、他にもプログラミング学習サービスはあります。
両者で見つからない言語や記法が出てきても、応用は充分にきくと思います。

最後は、「技術書」を購入しました。

技術書で初心者を卒業する

キャンペーン中だと、Amazon の Kindle では、購入金額の「半額」がポイントになります。
ゴールデン・ウィークや年始年末などの長期休暇期間中は、狙い目です。

個人的には出来れば「書籍」が好みですが、人気の本は結構売り切れています。
Kindle 版なら売り切れはないし、学習のテンションが上がっている時に、それを保ったまま続けられるというメリットがあります。

ただし、Kindleで技術書を読むなら、10インチ以上のタブレットでないと厳しいです。
最初8インチで読んでみましたが、あまりに使いづらく、読みづらいので10インチを買いました。こちらはなんの不満もありません。
学習のためなら、是非10インチを買いましょう。

さて、ここまで、基本文法が見についていたら、実際にアプリを作ってみます

実務で使えるレベルまで鍛えるには、実際に動くものを作れるかどうかを確かめるのが一番です。

C# の場合、「アプリ開発の入門」ということで、上記の本を購入しました。
その次は、モバイルアプリの開発ということで、下記の「パーフェクトマスター」を購入する予定です(現在も学習は進行中)。

こちらの本は、Amazonで在庫切れ(2018.5現在)が続いています。
Kindle版、買うしかないかも…。

ネットで情報が蔓延している現代、技術書を買うことに疑問を抱く人もいるようですが、人気の言語の場合、古いバージョンの情報や、今となっては間違っている情報があふれかえっています。
PHP も結構そんな状況ですが、C# はさらにヒドイ!
技術のフェイクニュースで惑わされて時間をロスするより、専門家の本を買って集中して学びましょう。
メリットは充分あります!

最後に

当たり前のロードマップかも知れませんが、実際に手を動かせるプログラミングの「入門」、「基本」サービスがあるということ。
そして、しっかり「入門」と「基本」を分けてとらえると、導入部でつまづかずに進めることができました。

技術書については、確かにネットで探せば見つかる、というレベルの低いものもありますが、それは購入する側の判断が良いか悪いかというだけだと思います。
Amazonにいけば、技術書のほとんどは「試し読み」ができるのですし…。

さて、ブログにも書いてしまったので、引き続き C# の学習を続けます。
また進展があればここでご報告致します!








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