カテゴリ: Notepad++
記事投稿日: 2014年2月20日
今回は Notepad++ の「使いこなし」についてご紹介します。
Notepad++ は、プラグインで機能を拡張する前から、
便利な機能が備わっているエディタです。
基本機能を組み合わせて、私がよく使っているマクロを紹介します。
まずは、①「タブを空白」+②「行末空白削除」です。
①は、メニューの「編集」→「空白文字の操作」→「タブをスペース」にあります。
②も、同じ「空白文字の操作」→「行末の空白を削除」にあります。
①と②の機能をマクロで登録して、ひとつの機能にして使っています。
ウェブでは、タブキーは使わず、スペースを使った方が無難だと思っているので
このような使い方をしています。全角スペースが入るとエラーになるというのは
基本的なことだと思うので、保存前に実行することが多いです。
あと、Notepad++は、正規表現を使っての検索・置換ができるので、
「末尾にbrタグを追加する」というマクロも作ることができます。
やり方は、「ctrl + F」で検索ボックスを表示し、「置換」タブをクリック、
検索文字列に末尾を表現する「$」を入力し、置換文字列に「<br>」を入力します。
「検索モード」を「正規表現」に切り替えて、「すべて検索」をクリックすればOKです。
ライターさんやサイトの管理者さんから記事をもらって、
コーディングする際には重宝します。
※Notepad++のメニュー名は、バージョンアップの際に
変更されることが多いのですが、機能そのものは変わりません。
Emmetで基本的なHTMLタグはすばやくコーディングできます。
また、「ImgTag」というプラグインを入れると、
ローカルのファイルを参照して、イメージタグを挿入することが
できます(日本語は化けますので注意)。
よく使うスニペットは「SnippetPlus」で管理できますが、
Notepad++に限らず、汎用的にスニペットを使いたい方には
「Charu3」がオススメです。
つい最近まで、同じスニペットソフトとして、
「クリップNOTE」を使っていたのですが、増え続けるスニペットを
管理しづらくなってきました。
「自由にカテゴリ分けできれば、どれだけ増えても使いこなせるのに」と
思っていたところ、ある日、見つけることができました。
いくらでも自由にカテゴリ管理できますので、オススメです。
他に、メニュー「実行」によく使うサイトを登録することができます。
私はHTML、CSS、JavaScriptの構文チェックサイトを登録しています。
制作系のウェブサービスを入れておいても良いでしょう。
これは海外の記事で知ったのですが、Python の拡張子である
「.py」で文書を作ると、文字を1字下げただけで、アウトライン化され、
閉じたり開いたりすることができるようになります。
プラグイン「Explorer」を使うと、サイドバーの上半分が
フォルダの一覧になり、下半分にファイル一覧が表示されるようになります。
この機能を利用すれば、単純なテキストファイルで、
アウトラインプロセッサ的な使い方ができるようになります。
テキストファイルこそ、汎用的なデータと「達人プログラマー」でも断言されていました。
Notepad++が時代遅れになったりしても、この方法で管理していくなら
心配はありません。
膨大な文書をどうやって管理していけばいいのか、ひとつの回答として
私はNotepad++の活用にたどりつくことが出来ました。
今回は以上です。
また便利な使いこなしのテクニックが見つかれば追記していきます。
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