カテゴリ: 開発
記事投稿日: 2014年7月2日
SEOはサイトを周知するためのひとつの方法でしかなく、
作成したサイトが持つ「目標・目的」を達成するためには、さまざまな手続きをふまなければなりません。
マーケティングもそのひとつです。
プログラミングとデザインの仕事は、作ったらおしまいですが、
運営の仕事は、サイトが出来上がってからが始まりです。
このページがスタートアップ時に何をしたら良いのかを考える一助になりましたら幸いです。
内的SEOのための要素(titleタグ、META 説明文、H1)は適切か確認する。
Googleアナリティクスコードを発行・すべてのページに埋め込む。
スパムではなく、読んで面白いと思ったブログ記事にコメントを残したり、
ブログ、ツイッター、Facebook等で紹介します。
※被リンクが1件もないサイトを放置するとクローラーが訪問しにくいため。
[XML Sitemaps Generator]で自動的に作成できます。
robots.txt ファイルを作成してXMLサイトマップの場所を明記し、ルート以下に設置します。
Sitemap: http://example.com/sitemap_location.xml
ウェブマスターツールの左メニュー「クロール」から「サイトマップ」をクリック。
右上の「サイトマップの追加/テスト」をクリックし、XMLサイトマップへの
フルURL(http://example.com/sitemap_location.xml)を入力します。
マップに問題ないかは、テストできるので安心です。
『Google では「スパイダー」というソフトウェアを使用して定期的にウェブをクロールし、
見つかったサイトをインデックスに登録しています
(ウェブマスターツールのヘルプ:「Google へのクロールのリクエスト」より)。』
XMLサイトマップや robots.txt の設置が問題なければ、いずれはGoogleに
インデックスされます。
が、『サイトに URL を追加した直後や、最後のクロール以降にページを大幅に変更した場合は、Google
にクロールをリクエスト』することができますので、早くインデックスしてもらいたい場合は、
リクエストを投げておくのが最善の方法です。が、どのタイミングでクロールされるかは
分かりません。ウェブ工房みどりの経験則では、1週間以内にはインデックスされるようです
(内部SEOなどにも問題のないサイトの場合になります)。
・自分が所有していないサイトは以下からリクエストを投げられます。
https://www.google.com/webmasters/tools/submit-url
・ウェブマスターツールで管理している場合
「クロール」の「Fetch as Google」をクリック。
ホームページをクロールする場合はテキストボックスを空の状態にし、
個々のページをクロールさせたい場合は、ページのURLを入力します
(個別での送信は、1週間に500リクエストまで)。
「取得」または、「取得してレンダリング」というボタンを押します。
ボタンを押したあと、表形式で表示され、「インデックスに送信」というボタンが
出てくるので押すと、「送信方法の選択」というダイアログが表示されます。
クロールする対象として、入力されたページだけにするか、直接リンクされている
ページも対象とするかを選ぶことができます。どちらかを選んだら、「送信」ボタンを押します。
※「取得してレンダリング」とは
実際にスパイダーがどのようにページを見ているかを確認できる機能です。
リソース(CSSやJavaScript)がアクセスエラーを起こしていると、実際の見た目とは
異なって表示されるため、目視で簡単に確認することができると言えます。
なお、Adsenceは表示されません。
・Bing URLの登録
http://www.bing.com/toolbox/submit-site-url
Yahoo!Japan は自分のエンジンを使ったり、Google のエンジンを使ったりを
繰り返していますが、2014年6月現在は Google のエンジンを利用していますので、
日本においては Google と Bing の登録をすませておけば良いと思います。
時間があれば、草の根と呼ばれる携帯向け、ブログ紹介のサーチエンジンへの登録も
やっておくべきだと思います。
・Googleマイビジネス
https://www.google.co.jp/business/
・地域のポータルサイトに登録する
※店舗を持っているサイトなら、地域情報サービスへの登録は必須です。
飲食店で予算が許すのであれば、食べログや、ホットペッパーといった
ポータルサイトへの登録も考慮します。
新しい商品やサービスであれば、メディアに取り上げてもらうために
プレスリリースの資料を作成します。
※ネットでプレスリリースを配信するサイトがありますが、浮き沈みがかなり激しいようです。
約2年ぶりにプレスリリースの配信サイトを調べたところ、ほとんどが消えていたので
調べなおした次第です。
また、真新しさを感じさせない業種やサービスは取り上げられない可能性がかなり高いです。
PR TIMES|プレスリリース・ニュースリリース
ValuePress! [ プレスリリース 配信サイト ]
作成方法については以下の記事を参考にした上で、配信サービス元に手順が掲載していますので、熟読します。
「プレスリリースで失敗しないために覚えておきたい、作成・配信の手順まとめ」
「プレスリリース作成の10原則」(共同通信PRワイヤー)
プレスリリースの記事を自分のサイトで配信する際には、プレスリリースという記事のの特徴を把握しておく必要があります。
以下のポイントをおさえておきます。
<記事の体裁>
・A4サイズ1枚、長くても2枚以内で作成する
・横書き
・1リリースで1テーマ
・段落は4~5行以内
・客観性をもたせる
・自画自賛はひかえる
・5W5Hを守る
<発表のタイミング>
・新サービスは、当日か数日前
・イベント、キャンペーンは、数週間~1か月前
・業績の発表時、もしくは人事異動時
また、各メディアの記者は忙しいので、メールよりはダイレクトに届くFAXの方が
目に付きやすい、と少し前は言われていましたが、スマートフォンとタブレットが浸透した現在、
紙よりもメールをタップしてどんどん見ていく方が楽かも知れません。
時間があれば、複数媒体でアプローチするのが最善です。
アフィリエイトを通して、商品やサービスの周知や宣伝を図ります。
一度サービスの登録者となったアフィリエイター、ブロガーへは、
新しいアフィリエイト商材を作成するたびにメールを配信することも可能です。
まずはアフィリエイター、ブロガーにファンとなってもらうこと。そうすれば
彼らは成果報酬を受け取るために、良い記事を自発的に作成してくれます。
主要なアフィリエイトサービスは以下の通りです。
A8ネット
アクセストレード
バリューコマース
リンクシェア
予算があれば大手のポータルサイトに直接サイトを登録してもらいます。
・Yahoo!ビジネスエクスプレス
※ 現在は停止
※ 50,000円(税抜)
・クロスレコメンド
OCN・goo・BIGLOBE・excite・nifty・ODN に登録
40,000円(税抜き)
※この他にも2013年頃までは複数ありましたが、e-まちタウンは2013年9月12日に、
Jエントリーは2014年7月31日で終了、BPNディレクトリは現在新規受付を中止しています。
原因は、やはりGoogleのパンダ/ペンギンアップデートあたりと思われます。
現在では、お金で順位を操作するのは、ほとんど不可能です。
すぐにアクセス数を得られるのが、Yahoo!プロモーション広告や
Google Adwords などのリスティング広告です。
設定したキーワードで検索されたユーザーの画面に、広告を出すことができます。
広告の表示順は、オークション形式で、設定した予算の高い順になります。
予算が低すぎると、表示すらできないこともあります。
初心者に多い間違いが、ビッグキーワードと呼ばれる単語のみで出稿し、
予算を早々に使い切ってしまうタイプです。
たとえば、神戸のメンズ衣料品を販売しているお店で、「神戸」や、
「ファッション」といったひとつの単語で設定すると、それらのヒット数はとてつもなく
多くなるため、オークション形式の価格(順位)の競争相手が自然と莫大なものになり、
1クリックが数千円単位になってしまうことも珍しくありません。
有料広告の出稿のノウハウは習得が難しく(予算を無限に使えるわけではないため)、
アクセス解析と合わせて、緻密に戦略を練る必要がります。少なくとも新規のサイトでは
最初の数ヶ月は低予算で、PDCAサイクルを回し、検証データの蓄積に費やすことも
必要です。
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