Sass のことを説明するための資料です。
概要
- 公式: http://sass-lang.com/
- Syntactically Awesome Stylesheets (構文的にイケてるCSS) の略で、「サス」と読みます
- CSS を拡張したメタ言語 (Less, Stylus, Tass, PCSS などと同様)
- 拡張子は .scss
- scss のファイルをコンパイラで CSS構文に変換する(結果として.css のファイルを生成する)ことで使う
使用するためには、Ruby と Sass プログラムのインストールが必要です。
Sassのメリット
なぜSassを使うのかというと、CSSを単純に書くより、ずっと楽になるから、です。
まず、入れ子が使えます。
例えば、通常のCSSなら、セレクタを毎回書く必要があります。
#footer h1 {
font-size: 20px;
}
#footer p {
font-size: 12px;
}
#footer span {
font-size: 10px;
}
上記の設定をSassで書くと以下になります。
これが「入れ子」です。
#footer {
h1 {
font-size: 20px;
}
p {
font-size: 12px;
}
span {
font-size: 10px;
}
}
どうでしょう。見た目にもすっきりして、関連性もはっきり分かるようになりました。
また、CSSでは、1行コメント(//)が使えませんが、Sassは使えるなど、
よりプログラミング的に使えるようになります。
また、変数や計算もできるんです。
初めてSass(正確にはLessでしたが)を知った時は、あんまり便利になるもので、興奮したものです。
現在、CSSのフレームワークの中には、Sass で記述されているものが少なくありません。
コンパイル後のCSSだけでなく、Sassも取得できると、フレームワークの根幹からメンテナンスできるので重宝します。
主な機能
- ネスト(入れ子)が使えるので記述が簡素化できる
- 1行コメントが使える
- 変数を使って同じ値を使いまわせる
- 色や値を操作するための多くの関数が用意されている
- 四則計算が出来る
- @extend を使うと同じセレクタを使いまわせる
- @mixin を使うとモジュールのように定義し、引数を指定することも出来る
- パーシャル機能で複数のSassファイルを一つにまとめることができる(HTTPリクエストを減らせる)
- 条件分岐などの制御構文が扱える
- if文や for文などの制御構文をサポートしている
- ファイルサイズ圧縮のため、minify(compress)されたファイルを出力できる
- 強力な compass フレームワークを使用できる。
- ヘルパー、レイアウト、タイポグラフィ、グリッドレイアウト、スプライトイメージなどの豊富な機能をサポートしている
次回は、インストール方法を紹介します。
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