裂けた旅券(パスポート) 1: 読書レビュー

カテゴリ: ニュース, 読書

記事投稿日: 2025年9月22日

記事更新日: 2025年9月22日


フランスの「ブローニュの森」というと、美しい庭園や博物館のある場所。
パン屋さんの名前にもなっているくらいです。

2025年、フランスのブローニュの森のニュースの口コミや、つぶやきから、この作品に興味を持ちました。

パリは、自分を物語の主人公にして悲壮ぶる日本人に満ちている…。全てが秀作!ヨーロッパを股に翔ける男の読み切り短編シリーズ。
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kindle Unlimited に入っていて、無料で読めたので、6巻まで一気呵成に通読。
正直、とても好きな話になってしまって、終わるのがもったいなく、最終の7巻は少しずつ読んで…終わっちゃった! 残念。

海外情勢と時代の雰囲気、そして厚い人情がなんとも魅力的に伝わってきます。
マスターキートンが好きな人は、結構はまるかも。

日本人の父とイギリス人の母を持つ、平賀=KEATON・太一は、大学で考古学の講師をしながら、保険のオプ(調査員)をしている。また、英国軍のSAS(英国特殊空挺部隊)で、サバイバル術の教官をしていたという経歴を持つ。そんなキートンの夢は、考古学者として、幻のドナウ文明を発掘すること。
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最初の頃は、艶っぽい話が多いです。苦手な人はいるでしょうね。
こんなに緻密に(面白く!)政治や国の情勢を描く漫画があったんだなあと感心しきり。
ウクライナ戦争から、壊れていく世界をこのカップルの目で見て、いろいろ語ってもらいたいなあと何度も思いました。

2巻、3巻と読み進めていくにつれ、ピュアに語られていく主人公たち(笑)が愛おしく思える作品でした。








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