カテゴリ: PHP
記事投稿日: 2017年2月15日
PHP は、数年でサポートが切れるサイクルを繰り返しています。
仕事で使っている大事な言語なので、どのようなバージョン管理になっているか、確認してみました。
※ Qiita に同様の記事を投稿しています。
※ 2019.01.07 更新
PHP は最初の安定リリースから2年間、フルサポートが行われます。
この間、報告されるバグやセキュリティの問題は順次修正され、定期的にリリースされていきます。
この2年間のサポートのことを「アクティブサポート」と呼んでいます。
アクティブサポートの2年間の後、
重要なセキュリティで問題が生じた時の解決のため、
1年間のサポートが行われます。
このサポートを「セキュリティサポート」と呼んでいます。
セキュリティサポートのリリースは、必要に応じて行われます。
こうして、トータルで3年間のサポートが完了すると、バージョンの寿命は終了します(サポートは行われなくなります)。
2017.02 現在、
エックスサーバーは推奨バージョンを、5.6 から 7.0 に早くも切り替えました。
ロリポップ!レンタルサーバでは、受付を開始しています。
みなさんのところでは、移行は進んでいるでしょうか。
まだ 5.2 を使っている? … ご苦労様です。
5.6 系はアクティブサポートが既に終わっています(2017.01.19)。
こうした事情から、対応の早いところはレンタルサーバでも、
7系への移行を始めているという状況です。
バージョン | 初回リリース日 | アクティブサポート | セキュリティサポート |
---|---|---|---|
5.6 | 2014/08/28 | 2017/01/19 | 2018/12/31 |
7.0 | 2015/12/03 | 2017/12/03 | 2018/12/03 |
7.1 | 2016/12/01 | 2018.12.01 | 2019.12.01 |
7.2 | 2017/11/30 | 2019/11/30 | 2020/11/30 |
7.3 | 2018/12/06 | 2020/12/06 | 2021/12/06 |
※5.6 系はずるずるとサポートがのびていました…。
※公式: Supported Versions
コメントを残す